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 歯周病について

歯周病とは?

歯を支えている組織(歯周組織=骨や歯肉)におこる病気です。原因は歯と歯肉の境目の中に溜まった歯周病原菌。歯周病原菌が産生する毒素に対する歯周組織が炎症反応をおこして発病します。
        歯周病の詳しい解説は「こちら

まずは歯科医院で正確な検査を!

レントゲン写真、歯周ポケット深さの測定、歯肉からの出血点の測定を行います。これらの結果から歯周病の状態が分かります。

検査結果と治療

健康な状態から重度の歯周病までを分類すると、下の5段階になります。大抵の場合、お口の中はこの5段階の状態が混在しており,それぞれの段階に適した治療が必要です。

健康な歯周組織
レントゲン写真から、歯を支えている骨は正常であることが分かります。歯周ポケットの深さは3mm以下で,歯肉からの出血はありません。今までのブラッシングをこのまま続ければ問題ないでしょう。
軽度の歯周病(歯肉炎)
レントゲン写真から、歯を支えている骨は正常であることが分かります。しかし、歯肉が赤く腫れていて、触ると出血します。これは、歯と歯肉の境目に溜まっている歯周病原菌が毒素を産生することに対する炎症反応です。このまま放置していると歯周炎に進行し、歯を支える骨が減少する可能性があります。治療は、正しいブラッシングの習得と歯石の除去により、歯周病原菌を取り除くことです。そうすれば、健康な歯周組織に戻ります。
中等度の歯周炎
レントゲン写真から、歯を支えている骨の減少(歯根の長さの1/3未満)が見られます。歯周ポケットは4mm以上となり、それだけ歯周病原菌が深くまで入り込んでいることが分かります。治療は、歯肉炎の時と同じように正しいブラッシングの習得と歯周ポケットの中のプラークや歯石の除去により、歯周病原菌を取り除くことです。歯周病原菌の除去後正しいブラッシングを続けると、1ヶ月後には歯肉の炎症は消失し健康な状態になります。しかし、減少した骨は元に戻りませんので、その分だけ歯肉も下がります。
重度の歯周炎
レントゲン写真から、歯を支えている骨の著しい減少(歯根の長さの1/3以上)が見られます。歯周ポケットは更に深くなり膿が出ている状態です。また歯がぐらつくようになります。治療は、軽度〜中等度の歯周病と同様に、正しいブラッシングの習得と歯周ポケットの中のプラークや歯石の除去により、歯周病原菌を取り除くことです。しかし、深い歯周ポケットの部位は外科処置も必要になることがあります。歯周病原菌の除去後正しいブラッシングを続けると、1ヶ月後には歯肉の炎症は消失し健康な状態になります。しかし、著しく減少した骨は元に戻りませんので、その分歯肉が下がり、歯と歯の隙間が大きくなります。
抜歯となる状態
レントゲン写真や歯周ポケット測定の結果、歯根の先端まで感染している歯は、治療による改善は期待できません。そのまま放置すると骨の減少が広がり、今後行うかもしれないインプラントや入れ歯の治療を難しくしてしまいます。残念ですがこのような歯は抜歯し、残った歯を出来るだけ長期間持たせることに全力を注ぎます。

以上をまとめると、歯周病の治療は
   「原因である歯周病原菌を除去し炎症を消失させ、進行を食い止める」
ということになります。
失った歯周組織はもとに戻せません。
最近、「再生療法」という言葉がよく聞かれます。歯科でも失われた歯周組織を再生させる治療の研究が盛んに行われています。しかし現段階では、従来の方法と比較しても平均値で「ゼロコンマ何ミリ骨が増えた」のレベルですから、まだ臨床的な応用範囲は狭いのが現実です。

歯周治療はメインテナンスが重要!

歯周ポケットが3mm以下になり,歯肉からの出血がなくなると、歯周病が治ったことになります。しかし「治った」というよりは、歯周病原菌を除去し炎症を消失させただけで、もとどおりになったわけではありません。歯周組織が減少した状態はそのままであり、歯周病の進行を食い止めただけなのです。
ブラッシングが不十分ですとまた再感染し、歯周病が再発します。
特に歯周病がかなり進んでしまった方の場合、歯と歯の隙間が大きく磨きづらいので、患者様ご自身だけで十分なブラッシングを一生継続するのは困難です。

ですから定期的なメインテナンスが必須となるのです。メインテナンスでは、歯周組織の再検査、習得したブラッシングが正しく行われているかの碓認、そして歯のクリーニングを行います。

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